2017年1月9日月曜日

バーティノフマスクを自作してみる -2

材料を購入して来ました。

黒のボール紙、のり付きスチロールボード、
です。


 四角く切って、カッターで丸い穴をあけます。

 OHPシートに印刷した、バーティノフマスクが
黒部分がかなり薄かったので、
黒のボール紙を、マスクに近い形に切り抜き
なるべく光が通らない様にしました。
上からOHPシートを抑える形で
スチロールボードに貼り付けます。
裏面

スチロールに開けた穴は、レンズ先端の外径に
合わせたので、そのままハメれば
取り付けられます。
フードは後から付けます。

こんな感じになりました。
取付が不安定だったら、フードへの固定
部分を追加したいと思います。

果たしてどんな結果になるのでしょうか。


 対象の星が暗いと、輝線がうまく出ません。
今回は、シリウスで試してみました。

マスクがあまり綺麗に出来ていないせいか、
細かいところが鮮明ではありませんが、
ピントが合っていない状態と、

合っている状態の判別は何とかつきます。

バーティノフマスクが無い時に撮った画像と比べると、
一番ピントが合っていた時と、
同じ位のレベルで撮れていました。

もう少し使い込んでみたいと思います。

2017年1月8日日曜日

バーティノフマスクを自作してみる

いつもピント合わせは、
ライブビューをさらに、9.6倍に拡大して
星像が最小になるようにして合わせて
います。

が、画面が振動でブレて像が見づらかったり、
滲んでいるせいで、本当に最小
(ピントがあっているか)かが、
今一つ分かりづらく、
家に帰ってパソコンで見ると
今一つピントが合っていない事が
多いです。

以前見つけた、ピント合わせの
方法を試してみようと思います。

詳しくはこちらのサイトを
参考にさせていただきました。

まるこう さん の記事
https://keepwb.wordpress.com/2012/12/16/%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%ba%e3%81%ae%e3%83%94%e3%83%b3%e3%83%88%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%e3%81%a8%e3%82%ab%e3%83%aa%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%ab%e3%83%8b%e3%82%a2%e6%98%9f/

http://katakuchiiwasi.blog129.fc2.com/blog-entry-751.html

バーティノフマスクという物をつくり
カメラレンズの前にセットします。
画面に表示される、回析光の状態で
ピントが合っているかを
見る方法です。

こちらのサイトでパターンを自作できます。
http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx

使用しているレンズは、
タムロンのB011 (18-200mm F3.5-6.3)です。
Aperture(口径)は、
200mm/F6.3 = 32mm で良いのかな?
理屈が良く分かっていないので
合っているのか判らないが、

とりあえず、パターンを作成してみた。

そして、OHPシートに印刷してみた。

1日乾かしてから、工作します。

   つづく・・・





2017年1月4日水曜日

自作2号機 その-7 ピリオディックモーション測定

気になるピリオディックモーションエラーが
どの程度か測定をしてみました。

参考にさせていただいたのは、
これらのサイトです。

http://www.geocities.jp/mharada17/st-kizai-10_2.html

http://ponkotu-gg.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-b89e.html


ウォームギアが50歯なので、
1歯あたり、28分の周期です。
30分撮影をしてみました。

結果はこんな感じです。
撮影時間が1周期ちょっとなので
少しわかりずらい画像に
なってしまいました。

頑張ってもう1周期分撮影すれば良かった・・

10秒固定撮影時の星の流れ幅より
ピリオディックモーションの振幅のほうが
大きい・・・

一生懸命極軸を合わせても
流れて写る訳だ。

同じ時に撮った写真ですが、  (大分ピンボケです)
振幅の山谷の辺りでは、流れずに写るが、

振幅の大きいところでは、大分流れてしまいます。


市販品の組み合わせのみでは
この程度なのか?

どうしたら改善できるのだろうか?

このままで、良しとするか、
改善していくべきか、

悩む。

2017年1月1日日曜日

自作2号機 その-6 撮影テスト

2号機が完成したので、
早速撮影をテストしてみました。

まず、DPPAで極軸合わせです。
大体の方向で、北極星に向けて
ポータブル赤道儀を設置。

大体の設置なので、大分ズレています。


試行錯誤して10回以上DPPAを実施。
多分、極軸合わせが出来たと思う、
状態になりました。

DPPAスケールを持って行って合わせながら
実施したのですが、
撮影した画像の中心が、いまひとつ
はっきりしません。
何度も試しているうちに、
1本目のカメラバッテリーが無くなってしまいました。

撮影地が明るく、ISOを上げすぎると、
画面が真っ白になり、下げすぎると
目印になる星が写りにくいです。

撮影地はそれなりに選ばないと
ダメですね。


相変わらず、各部の硬性も弱く
三脚にセットした状態で、すでに画像が
縦横無尽にブレています。

微動雲台や、ポータブル赤道儀の軸、
カメラ取付のステイ、など
少しづつの弱さが、全体として
大きなブレになっている様子。

どう直そうか悩みます。

追尾については、それなりに出来ているようです。
(ピリオディックモーションエラーは 確認していません。
 こちらもきっと、悪い値だと思います。)


こんな感じに撮れています。
(市街地に近いので、全体的に白っぽくなりました。)
気になるのは、星の様に見えて、実は白色のノイズ、
が大量に出ている事。
撮像素子の劣化なのか?、そうゆうものなのか?


オリオン大星雲 200mm 180s 追尾

オリオン大星雲 200mm 60s 追尾

すばる  200mm 180s 追尾

 オリオン座 18mm 180s 追尾